ハムレット


シェイクスピア四大悲劇の一つに数えられる戯曲《ハムレット》を読みました。

しかし残念ながらイマイチ良さが分かりませんでした。

その国の文化、しかもその当時の文化が分からないと外国文学を理解するのは難しいので、そのせいもあるかも。

かなり細かい注がついていましたけどね、読むのがめんどくさい程に。(実際、最後の方は注を読みませんでしたw)

あと、もちろん翻訳で読んだので(I don’t understand English!)

原語のテクストが持っているであろう面白さは最初から削がれているはずです。

 

デンマーク王子ハムレットの復讐劇なわけですが。

ハムレットをどういう青年として演じるか、という解釈は面白そうだなあ、という気はしました。

戯曲ですから舞台こそが真価を問われる場なわけで、舞台で見たらまた違うのかもしれません。

ただ、《オセロウ》とか《マクベス》は読んだだけで面白かったんだけどなあ。

《ハムレット》には強烈なヒールがいないせいかもしれません。

《オセロウ》のイヤーゴウ、《マクベス》のマクベス夫人みたいな。

ハムレットの叔父が悪役なんですけど、あまり強烈ではないんですよね。

イヤーゴウやマクベス夫人については、「コイツがどう破滅していくのか見届けてやる!」っていう気持ちになるのですが、

「おいハムレット、さっさと復讐して終わりにしようぜ・・・」って感じでした。

長いんですよね、正直途中からかったるく感じました。

 

とはいえ、あの有名なセリフが出てきた時はちょっと高まりました。笑

生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。
―To be or not to be, that is the question.

ってやつです。

岩波版では「生きるか、死ぬか、それが問題だ」となっていましたね。

このハムレットの独白シーンは1946年に公開された古ーい西部劇、

《荒野の決闘》(MY DARLING CLEMENTINE)で効果的に使われています。

この映画は名高い「OK牧場の決闘」を題材とした話です。

監督は名匠ジョン・フォード。

ヘンリー・フォンダ演じる保安官ワイアット・アープが主人公。

ドク・ホリデイを演じるのはヴィクター・マチュアで、これが超絶かっこいいのですよ。

動画で、役者の後を引き継いでハムレットのセリフを暗唱するのがドク・ホリデイ(ヴィクター・マチュア)です。

結核か何かの病気で死期が迫っているドク・ホリデイが、

ハムレットのセリフに心酔しているのが伺えるこのシーンは実に効果的だと思います。

ドクの左隣に立っているのがワイアット・アープ(ヘンリー・フォンダ)です。

 

とりあえず、《ハムレット》についてはそのうちもう1回読んでみようかな、と思っております。

 

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