女の子ものがたり


夏海ちゃんが出演する舞台『女の子ものがたり』を観てきました。

5/03~5/06までの間、毎日2回公演。

会場は池袋にあるシアターグリーン

原作は西原理恵子さんが描いた同名漫画。

深津絵里さん主演で映画にもなっています。

 

今回の舞台での主なキャスティングを書き出してみます。

一部ダブルキャスト制になっていて、2人書いてある所は<Aキャスト/Bキャスト>です。

 

菜都美<大人>・・・吉井怜(漫画家。スランプ気味だったが少女時代の思い出を漫画化してヒットする)

菜都美<少女>・・・平嶋夏海(主人公の少女時代。再婚した母親と引っ越してきて親友と巡り会う)

きみこ・・・住吉真理子(みさ・菜都美の親友。女手一つで育てられる)

みさ・・・松原夏海(きみこ・菜都美の親友。元ヤクザの父と恐い母、アホな妹がいる)

良介・・・和田雅成(りんごの元彼。菜都美<大人>の所に転がり込んでいるプータロー)

りんご・・・坂田しおり(美大出身で、漫画家を目指しつつ水商売のバイトをする。菜都美を敵視する)

正造・・・蒲公仁(菜都美の義理の父。定職に就かず色んなことをしては失敗し、最後は入水自殺を遂げる)

めぐみ・・・吉川麻美(菜都美の実母。水商売をしながら菜都美を育てる)

せいじ・・・重松隆志(みさの父親。元ヤクザの奔放な男。2人の娘を可愛がっている)

のぶこ・・・関口春菜/佐々木昌美(みさの母親。怒るとフライパンで家族を殴打する)

まさこ・・・伊東紅(みさの妹。めっっちゃアホの子。ゴリラが好きらしい)

里美・・・ナカムラアツシ(きみこの母。ジェロニモみたいなお母さんだが、自称「綺麗なママ」)

 

ある漫画家の少女時代の様々な思い出と、それを漫画化するまでの過程を描いた物語で、

原作者・西原理恵子さんの自叙伝的なものですが、主人公の漫画家は高原菜都美となっています。

簡単にまとめるとこんな感じです。


近ごろワンパターンな恋愛漫画ばかり描いている菜都美。

ある日、潜入レポの仕事でとあるキャバレーにやってくる。

するとそこでボーイをしている良介にお金を貸してくれと半ば強引に1万円を持って行かれる。

それが縁で、後に良介は菜都美の所に転がり込んで生活するようになる。

そのキャバレーではりんごも働いていたが、りんご自身も漫画家を目指している所から菜都美にくってかかる。

そんなりんごや良介、それから良介が拾ってきた野良猫の菊ちゃんと関わるうちに、

菜都美は少女だった頃、きみこ・みさと過ごした生活を物語にしてみよう、と決意するのだった。


という。

Aキャスト版とBキャスト版を2回ずつ観て来ました。

好みの問題もあるかと思いますが、Bキャスト版の方がテンションが高くて個人的には好きでした。

 

主役の吉井怜さんは圧巻の演技で、引き込まれること山の如し。

もちろん、他のキャストの方も皆さん素晴らしかったです。

夏海ちゃんのお父さん役を演じた重松隆志さんはやたら面白かったですね。

その上、気さくな方のようで、夏海ちゃんの出待ちをしていた僕たちに声を掛けてくれました。

ので、劇中に重松さんが言う「せつなーーーい!」というセリフ(?)を言ってみたところ、

苦笑いしつつ「じゃかぁしぃ!!」と返してくれました。笑

プライベートで切ないことがあったそうです。書けませんが。

それを劇中でネタにされていじられての「せつなーーーい!」なんです。

出待ちをしているなっつみぃファンにまでいじられるとは悲劇。

 

夏海ちゃんは、全般的にはやんちゃな女の子の役。

印象的なのは父親(ら)が逮捕されるシーンがあるんですけど、

その時にセリフはなく、舞台下手でただ立ち尽くす所。

悲しく、強く、そして美しいその表情にグッときました。

あと、歌が上手になっていたのです。

あるジーサンに線香を」の時はやばかったから。

もともとガイドメロディがついていればちゃんと歌えたんだと思います。

ジーサンはソロで歌うシーンでしたが、今回はきみこ役の住吉真理子さんとの二重唱でした。

だからユニゾンでは住吉さん(←歌上手!)の歌がガイドメロディの役割を果たしていたのかも知れません。

ただ、それだけじゃなくて、生意気にも(笑)夏海ちゃん、ハモりのパートもちゃんと歌っていたのです!

ゴシゴシ(-_\)(/_-)三( ゚Д゚) マ、マジッスカ!

これはホログラムじゃないですよね???って感じで。笑

成長している夏海ちゃんに感激。

 

それにしても、今回共演した吉井怜さんの感情にピッタリな声の強弱、

力の入れ方・抜き方は見事だったので、夏海ちゃんは良い勉強になったのではないかと思います。

夏海ちゃんにはいっそう成長していってもらいたいです。

 

そして、千秋楽の後は出待ち。

重松さんが話しかけてくださったのは先述の通りですが、

役者さんも裏方さんも皆でセットを解体してトラックに積み込んでいました。

舞台の演出上水浸しになった衣裳をコインランドリーまで何度も乾かしに行くのは佐々木昌美さん。

夏海ちゃん、なかなか出て来ないので、佐々木さんに頼んで、ちょっとだけ出て来てもらいました。

夏海ちゃんも一緒にお片付けしていたようです。

楽屋でトランプしてるのかと思った。笑 (←嘘です)

 

「ごめんねー、待たせちゃって」と言いながら出てきてくれた夏海ちゃん。

握手してもらいました。

「次の舞台決まったらすぐ教えてね」

「うん!」

バ━━ヾ(●′ω`)ノ━━イバ━━ヾ(′ω`●)ノ━━イ

 

って感じでお別れして。

仲間3人ともんじゃ焼きを食べて帰りました。

数年前、TV東京の「週刊AKB」という番組の激辛企画で使っていたお店「なみ(Na味)」にて。

シアターグリーンのすぐそばにあったので。

これが、当時大島優子やら柏木由紀やら松井玲奈やら仁藤萌乃が食べていたハバネロもんじゃ。

とても美味しかったです!

取りあえず、次の舞台が待ち遠しいぜ、ヒ~ハ~!!

 

Posted in なっつみぃ

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